代理母
依頼されていた原稿の書き直しなどあり、少しブルーな気分です。またあと2週間で新学期が始まることを考えると、まおブルーです。
昨日(23日)に「代理母」出産について、生まれた子の母親は生んだ女性である、という最高裁決定が出されましたね。現行法の規定を土台に考えれば当たり前の決定ですが、現行法は、<子どもをもちたいと思う女性=受精卵の提供者=実際に出産する女性>これらが同一人物であることを前提にしています。
わたしは、先日、勤務校で実施した新入生に対する「プレ・スチューデント・プログラム」でもこのことを話しました。生殖技術の進歩、生命倫理に関する価値観の変容などを受けて、これらの前提を根底から再考することが、いま問われているのだと思います。現在の枠組みを維持するにせよ、変更するにせよ、考えてみなければならない未解決な問題として「代理母」の問題が浮上してきているのでしょう。
【マイ・ライブラリー/最近の配架】
左はロック【著】、鵜飼信成【訳】『市民政府論』(岩波文庫、1968年)です。読み直そうと思ったのですが本棚のどこを探しても見当たらないので購入し直しました。そういえば、モンテスキューの『法の精神』もそっくりなくなっています。誰かに貸したのかな?。
右はRainer Forst, Contexts of Justice:Political Philosophy beyond Liberalism and Communitarianism (University of California Press, 2002)です。
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