リチャード・ローティ死去
アメリカの哲学者リチャード・ローティ(Richard Rorty)が6月8日に亡くなりました。1931年10月4日生まれなので、享年75歳ということになります。死因は、膵臓ガンによる合併症とのことです。
ジョン・デューイ、トーマス・クーン、ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインらに影響を受けた彼は、プラグマティズムの立場から分析哲学などへの批判を試みたことで知られています。彼の業績は、哲学ばかりでなく、政治学、社会学、法学など、広範囲の学問に影響を与えました。
邦訳のある著作に、『哲学と自然の鏡』(野家啓一【監訳】、産業図書、1993年)、『連帯と自由の哲学』(冨田恭彦【訳】、岩波書店、1988年)、『偶然性・アイロニー・連帯』(齋藤=山岡=大庭【訳】、岩波書店、2000年)、『アメリカ未完のプロジェクト』(小澤照彦【訳】、晃洋書房、2000年)、『リベラル・ユートピアという希望』(須藤訓任=渡辺啓吾【訳】、岩波書店、2002年)があります。
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